公式戦 第5戦
11月 3日 下鳥羽G
立ち上がりから相手自陣内に攻め込むシニアたち。応援席からどよめきの声が起こります。
「どうなってるんや」
「ほんまかいな」
「こりゃ焦げ臭いぞ、点取れるんやないか」
「行けー、行けー」 「ワー、ワー」
その瞬間はあっけなくやってきました。左ボランチ吉本が駆け上がり早いクロスを入れると、これにトップ谷口辰が触れてコースを変え、詰めていた右ボランチ山口が落ち着いてゴール右に難なく決めました。
一瞬の静寂。ゴールを確かめるわずかな時間が必要でした。そして…、下鳥羽を揺るがす大歓声に包まれてイレブンが自陣に引き上げてきます。
相手のキックオフを待つ短い間、何ともいえない優越感に浸っているのでした。
選手の頑張りをご覧ください

後列左から2人目が初得点を挙げた山口
今日は17人が参加しました。くしくもこの日は唯一公式戦未出場であった吉田の遅いデビュー戦でもありました。試合は残念ながら逆転されましたが、最後まで一歩も引かない戦いぶりに応援団から暖かい拍手が起きました。
JSCのコーチが5名、JSC部員が11名、JSC保護者・シニア関係者が15名。総勢30名を超える応援団の後押しがあったことを忘れてはいけません。
「こんなおもろい試合やったらまた応援しにこよう!」
「みんなホントに上手になったやん」
これほど励みになる声援はないでしょう。シニア一同、次の目標に向かって新たな一歩を踏み出したのでした。
この後、当然のように開かれた初得点を寿ぐ祝賀会は15名の参加を見ました。歴史的な一瞬に立ち会ったシニアたちは興奮の余韻にいつまでも酔いしれていたのでした。
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